リーダーあいさつ
小児科病棟
Pediatric Ward
ご家族にも寄り添える、
皆さんから信頼される温かい病棟を目指して
小児科病棟医長
根岸 豊
小児科病棟である9階南病棟は、入院する子どもたちの不安を和らげるため、病棟全体が色鮮やかにデザインされ、プレイルームが設置されています。病棟保育士や看護師が主体となって季節ごとの装飾やイベントをすることで、子どもたちが少しでも楽しめるような工夫をしています。診療面においては、感染症以外に、神経、血液・腫瘍、循環器、肝臓、内分泌、アレルギー、心理発達の領域を中心に、それぞれ小児の専門医師が高度な医療を提供しています。さらに、小児外科、小児泌尿器科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、耳鼻いんこう科、形成外科、眼科、皮膚科、リハビリテーション科など、多くの診療科と協力しながら、幅広い疾患に対応しています。また小児科病棟では、新生児集中治療室(NICU)の医師と連携し、必要に応じてNICUで過ごした赤ちゃんの退院前支援も行っています。子どもたちはもちろんのこと、そのご家族にも寄り添える、皆さんから信頼される温かい病棟を目指しています。
NICU病棟
NICU ward
診療科を越えた密な連携体制をとり、
厚く質の高い医療を提供
NICU病棟医長
岩田 幸子
新生児集中治療室(NICU)は予定よりも早くお生まれになった赤ちゃんや、生直後から集中治療を必要とする赤ちゃんが入院する場所です。当院では大学病院のNICUという特徴を生かして、生後早期に小児外科や心臓外科の手術が必要なお子さんも受け入れており、最善の医療を提供するため診療科を越えた密な連携体制をとり、厚く質の高い医療を提供しています。その他、赤ちゃんが予定日より早く生まれそう、生まれつきの病気がある可能性があるといった場合にご家族の心配を和らげることができるよう、ご希望に応じてプレネイタルビジット(出生前の新生児科医による訪問)を行い、入院後にどのような治療や検査を行うかご説明しています。ご家族が安心して出産を迎え、赤ちゃんと一緒に新しい生活を歩み始めるお手伝いできますようスタッフ一同、取り組んでまいります。
外来
Outpatient ward
子どもたちに「来てよかった」と
思っていただけるよう皆で励んでいます
外来医長
神農 英雄
小児科外来では、赤ちゃんから思春期の方まで最先端で質の高い医療を提供することを使命としています。一般小児疾患の診療はもちろん、大学病院の特性を活かして高度・細分化する小児医療に対し神経、血液・腫瘍、循環器、肝臓、内分泌、アレルギー、腎臓、新生児(フォローアップ)と多岐にわたる専門外来を設けて診療にあたっています。また、発達に悩みをかかえた子どもを対象として心理発達外来でサポートを行っています。同時に、「小児科医は子どもの総合医である」ことを念頭に、各専門分野が力をあわせてチームとして集学的に診療します。地域の医療機関とも連携をとりながら、幅広い体制で子ども達の健やかな生活のために充実した医療を提供いたします。小児科の外来エリアは明るく和らいだ雰囲気で彩られています。お子さんは皆がんばって、勇気を持って病院に通院してくれます。そんな子どもたちに「来てよかった」と思っていただけるよう皆で励んでいます。