卒後研修について

現在の卒後研修は、選択肢が多い反面、情報に惑わされ、ややもすると、実際には多くの可能性があることを実感しないまま若い大切な時期が過ぎてしまう、というケースも多いのではないか、と思います。 以下に、卒後研修のおおまかな流れを示します。

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「こどもの内科的なすべての病気を診ることができるから」という理由で小児科を志望される先生も多くおみえになりますし、実際、当医局でも多くの先生がgeneralistとして活躍されてみえます。反面、小児科の分野においても専門的な治療が要求される傾向があります。学生・研修医の間には、難しいかもしれませんが、漠然とでも「自分が理想とする医師像」を持ち、それを実現するにはどうするのがよいかを個別にご相談させていただきたいと思います。
また、患者を診察する、よい治療をする、喜んでもらう、ということが医師として重要であることは言うまでもありませんが、そういった臨床的な実績・経験を蓄積して知見を世界に発信することも、現代の医師の重要な使命であると思います。さらに、大学院で基礎的な研究を行い、世界に向けて論文を発表することも将来の医学の進歩に結びつく重要な仕事です。当医局にはそういった経験をされた後、海外留学をされた先生も多くおみえになります。

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  • University Hospital for Children, Free University of Brussels, Brussels,Belgium
  • University of Amsterdam, Academic Medical Center Lab. Genetic Metabolic Diseases
  • Harvard University, Massachusetts General Hospital, Cardiovascular Research Center
  • Department of Paediatrics and Child Health, Royal Free and University College Medical School, The Rayne Institute
  • Department of Pediatrics, David Geffen School of Medicine at University of California, Los Angeles
  • University of Texas Medical Branch at Galveston
  • The Stollery Children’s Hospital, Division of Cardiology, Department of Pediatrics, University of Alberta

 

医学界の全体を見渡し、多くの可能性を探るには、やはりどこかの時期に大学で研修をすることをお勧めします。大学には、様々な経歴を経て全国レベルで活躍している各専門分野の先生、一般病院でgeneralに研修したあと各専門分野の研修をしている先生、研究に没頭している先生、海外留学を控えている先生など、価値観を大きく左右する場所であると思います。ご興味のある先生は、名古屋市立大学病院総合研修センターのホームページをご覧下さい。
医師としてのキャリアアップをするためには、いかによい仲間を増やすか、ということが重要で、医局とは、方向性こそさまざまですが、多くの仲間と協力して、自身もキャリアアップを図りたいという志を持つ医師の集団です。

卒後研修についてご質問のある先生がおみえになりましたら、個別にご相談させていただきますので、ご連絡ください。

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名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野

医局長 加藤丈典
TEL:052-853-8246
FAX:052-842-3449
こちらから医局長にメールが送れます。

[記事公開日]2014/05/21
[最終更新日]2017/05/09