子育て勤務体験談

平成15年卒業 圓若かおり先生

img_voice2医師として働きはじめて4年目に、私は長女を授かりました。これからどんどん経験を積みたいと切望していたときで、正直なところ動揺もありました。小児科医として勤務を続けられるのか。そこで、医局と勤務先の双方と相談しました。結果、産休をとって復帰できることとなり、5年目の6月に長女を出産し、その年の9月に復帰しました。いざ復帰となると想像以上に大変な日々でしたが、子育てを通して小児科医として学んだことも多くありました。具体的に挙げればきりがないですが、実際の発達の様子や離乳食、食事のこと、、、。お母さんの立場で行動することにより、今までの目線とは違った目線でものをみることができるようにもなりました。
昨年の6月に二人目の男の子を出産し、今回は産休だけでなく育児休暇もいただいて10月から週一回の午前のみの外来に復帰し、翌年の2月から時間を短くして復帰しました。そして、この4月からは子育て支援制度を活用して、名古屋第二赤十字病院へ勤務しています。月曜日から金曜日までの週5日を常勤医として勤務し、当直・待機は免除していただいています。朝、二人の子供にご飯を食べさせて着替えをさせ、大きな荷物を抱えて保育園に預けて出勤。帰りは保育園に迎えにいき、ご飯を食べさせてお風呂へ入れて寝かせて、と瞬く間に一日が終わります。至らない点がありご迷惑をおかけすることも多くあるのですが、周囲の先生方が本当によく理解と協力をしてくださいます。いろいろな先生に「もう時間だよ。」と声をかけていただいて、気遣っていただいています。職場では周囲の先生やスタッフに、家庭では夫や母などにサポートしてもらいながら成り立っており、そのサポートの一つ一つが本当にありがたく、働けることに感謝しています。

子育て期間の女性医師としての過ごし方は、本人の考え方や家庭環境などによって様々だと思います。子育てに集中することでより学ぶ点も多い場合もあると思います。私の場合は出産した時期が早く、それまでの経験が浅かったこともあり常勤で勤務することを希望しました。ただ制約がどうしてもあるので、個人では希望の勤務状態をかなえることは難しいのが現状です。医局の理解とバックアップがあってかなった、今の状況です。今は周囲に甘えるだけではなく、責任をもって努力していくことができればと考えています。そしていつかは次に働くことを希望する女性の先生をサポートすることが目標です。

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