平成21年卒 佐藤恵美先生

私は、医師7年目、小児科医としては5年目になります。写真2年間の初期研修後、医師4年目に大学病院で研修中に、息子を出産しました。まだ小児科医としての経験が浅い中で、休むことに不安や焦りの気持ちも正直ありましたが、一方で今しかない息子との時間をまずは優先したいという思いもありました。医局とも相談しながら、息子が10か月の時に大学に復帰することとしました。半年間大学病院に勤務した後、医師6年目からは小牧市民病院で勤務しています。復帰すると、やはりなかなか子供との時間をとれないこともありますし、制約のある中自分の仕事、勉強をこなさなければならず、大変だと思うことも頻繁にあります。幸い私の場合は、夫、祖父母から、育児や家事の面で多くの協力を得られており、仕事と育児を続けられています。医局や職場も子育てをしながらの仕事に理解をしていただける環境であり、こうした周囲のサポートのおかげで、常勤として日数は少ないですが当直をしながらの勤務もできてきたと感謝しています。また、子供の笑顔は、普段の疲れも飛ばしてくれる力があり、大変なことも多いですがとても救われています。さらに、子育ての経験は仕事にとても活かせることが多いと感じます。母としての視野が増えることで、診察や健診で子供と一緒にこられる母親により共感を持てたり、実際的な助言をできることは、小児科医としては特に、強みになるのではないかと思っています。

周囲のサポートがあり好きな仕事をできていることに感謝しながら、これからもどちらも自分なりに続けていきたいと考えています。また今後は、育児をしながら仕事を続ける女性医師の一人として、何か少しでもお手伝いをしていけたらと思います。

 

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子育て勤務体験談

平成15年卒業 圓若かおり先生

img_voice2医師として働きはじめて4年目に、私は長女を授かりました。これからどんどん経験を積みたいと切望していたときで、正直なところ動揺もありました。小児科医として勤務を続けられるのか。そこで、医局と勤務先の双方と相談しました。結果、産休をとって復帰できることとなり、5年目の6月に長女を出産し、その年の9月に復帰しました。いざ復帰となると想像以上に大変な日々でしたが、子育てを通して小児科医として学んだことも多くありました。具体的に挙げればきりがないですが、実際の発達の様子や離乳食、食事のこと、、、。お母さんの立場で行動することにより、今までの目線とは違った目線でものをみることができるようにもなりました。
昨年の6月に二人目の男の子を出産し、今回は産休だけでなく育児休暇もいただいて10月から週一回の午前のみの外来に復帰し、翌年の2月から時間を短くして復帰しました。そして、この4月からは子育て支援制度を活用して、名古屋第二赤十字病院へ勤務しています。月曜日から金曜日までの週5日を常勤医として勤務し、当直・待機は免除していただいています。朝、二人の子供にご飯を食べさせて着替えをさせ、大きな荷物を抱えて保育園に預けて出勤。帰りは保育園に迎えにいき、ご飯を食べさせてお風呂へ入れて寝かせて、と瞬く間に一日が終わります。至らない点がありご迷惑をおかけすることも多くあるのですが、周囲の先生方が本当によく理解と協力をしてくださいます。いろいろな先生に「もう時間だよ。」と声をかけていただいて、気遣っていただいています。職場では周囲の先生やスタッフに、家庭では夫や母などにサポートしてもらいながら成り立っており、そのサポートの一つ一つが本当にありがたく、働けることに感謝しています。

子育て期間の女性医師としての過ごし方は、本人の考え方や家庭環境などによって様々だと思います。子育てに集中することでより学ぶ点も多い場合もあると思います。私の場合は出産した時期が早く、それまでの経験が浅かったこともあり常勤で勤務することを希望しました。ただ制約がどうしてもあるので、個人では希望の勤務状態をかなえることは難しいのが現状です。医局の理解とバックアップがあってかなった、今の状況です。今は周囲に甘えるだけではなく、責任をもって努力していくことができればと考えています。そしていつかは次に働くことを希望する女性の先生をサポートすることが目標です。

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