内分泌グループが対応する主な疾患

小児内分泌疾患は、頻度としては、低身長・成長障害を主訴に受診され、成長ホルモン分泌の評価が必要となる症例、クレチン症、慢性甲状腺炎、バセドウ病などの甲状腺疾患が多く、これらに限れば、大学病院、専門病院に限らず、一般総合病院でも比較的よく遭遇することになります。

ただし、先天的、あるいは脳腫瘍などにより後天的に下垂体前葉ホルモンが複数障害を受ける病態や、性の分化・成熟異常(外陰部の異常・思春期早発症・性腺機能低下症など)、性染色体異常症(ターナー症候群など)、副腎疾患(先天性副腎皮質過形成症、副腎低形成症、ACTH不応症など)、水・電解質代謝異常(中枢性または腎性尿崩症など)、糖尿病(おもにI型糖尿病)、カルシウム関連疾患(副甲状腺機能低下症・クル病など)などの診療には、全身的な内分泌システムや各ホルモンの相互作用、電解質、脂質・骨・糖代謝との関連などを十分に理解することが不可欠となります。

また、同じ疾患でも非常に幅広いバリエーションがあり、そういった小児内分泌疾患全般を診療する力をつけるためには、より患者数の多い、他科、他の専門分野と共同で診療にあたることができる施設での研修が要求されます。

当院小児科は、日本内分泌学会が定める教育施設に認定されており、3年以上の研修を行うことで、内分泌専門医を受験する資格を得ることができます。
内分泌疾患、成長障害に関連した主訴を持つ児が毎週のように多く来院され、小児の特徴とも言える「成長・発達」の過程で、何らかの異常が起きた場合、それがどのような原因によって起きているか、ホルモンがどのように関与しているかを理論的に考えていくことができるようになります。
さらに、希少な疾患の臨床症状・治療に対する反応性のバリエーションまで含めて研修ができる施設です。
また、治験などの研究的治療も積極的に取り組み、先進的な医療も行っております。

興味の持たれた先生方、ぜひ我々と一緒に小児内分泌学を学びませんか?

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